つまらない者ですがっ

日々の日記の代わりに何かあったことを綴っていきたいと思います。

看取り

今日の夜勤中に利用者が亡くなった。呼吸が少しずつ弱くなってそして止まる。その最後の瞬間に立ち会った。
生きている間はそれなりに大変で正直いい思い出はない。この人を家で世話をしていたら大変だったろうと思う。
どんなに大切だった人でも、どんなに優しかった人でも、この人のようになってしまえばきっと早くいなくなってほしいと思ってしまうだろう。それは悲しい事である。なので代わりにこの人の大変なところを見て、世話をし、嫌いになるのが我々の務めなのではないだろうか。
それでこの人が大切にしていた人たちが最後にいい思い出だけを持って見送れたならこの仕事もほんの少しは意味があるかもしれない。