つまらない者ですがっ

日々の日記の代わりに何かあったことを綴っていきたいと思います。

小遣い

「定額制夫のこづかい万歳」という一部で話題になっている漫画がある。家計の為に少ないこづかいでやりくりする大人たちが多数登場しステーション・バーなど狂気としか思えない話がある事でも有名な漫画である。ネット上での評判は「貧乏くさい」だの「42年必死に生きてこれか…」など割とさんざんに言われている。

その中でも会社押しという話がある。その名の通り自分の勤めている会社が好きでたまらない人の話だ。社歌を聞きながら出勤し休日明けは必ず1~2時間早く出勤して掃除をする。コロナでテレワークになった時は会社に行けなくのがつらくて出社、退社気分を味わいたくてわざわざスーツに着替えて電車に乗っていたという。家族中が悪いにかというとそうではなくて仲がいいのに会社の方がいいという狂気。ノンフィクションらしいがこんな人がいるとはどうしても信じられない。

会社が好きということはいいことでだし人生のかなりの時間を過ごす仕事をストレスを感じないなんて恵まれていると思う。ただ自分は好きでやっているんだと本人が強要する気はなくとも、この人が偉くなったりしていくと周りも同調圧力で同じことを半強制的にやらなければならない空気にならないか心配である。凄い人だとは思うけど一緒には働きたくないなぁ。

さんざん言われているけどこの漫画割とみんな幸せそうである。少ない小遣いで楽しみを見つけて「結婚しなければ…」とか「子供がいなければ…」なんてことは一切言わない。(実際は思っていたかもしれないが…)私のような独り身の中年よりはよっぽど幸せなんじゃないかと思える。ただ節約したいのならコンビニは使わんほうがいいと思う。

目が怖いんだ…