大谷選手が結婚したらしい。今知った。結婚したことはめでたい事なんだがそれも相まって大谷ハラスメントなんてものが一部で話題になっている。ニュースなどで何でもかんでも大谷選手の話題の過剰な供給にうんざりすることの事のようだ。
私はかねてより野球というものが大嫌いだ。高校の頃は暑い中なぜか他の頑張っている部活を放っておいて野球だけ応援を強要される。なにより野球部の方たちに控え目に言って一切いい印象はない。卒業後も母校が甲子園か何かに行くだかなんかでカンパを募られ、社会人になっても職場では一日中甲子園がTVで放映されており全く知らないものを興味のあるかのようにふるまわなければ悪人認定され、それが年2回もあるという苦痛。WBCも職場で流され一々応援で仕事が止まるので勘弁してほしかった。優勝してしまったものだからその後もしばらくはその話題に合わせなければならない。
野球というものはなぜか特別扱い、神格化されている。そしてその自分の嫌いなものが好きでなければならない、応援しなければならないというのは結構な苦痛である。甲子園や大谷選手なんてまさにそうで否定しようものなら「頑張ってる人を応援できないなんて最低なやつだ。どうせお前みたいなやつは若い時何にも打ち込めないさみしい青春時代を送ってきたのだろう。この素晴らしさを共感できないなんてつまらない人間だな。」と人間性を批判される。まぁ実際そうだし否定はしない。
ただこう言う記事を見ると大きな声を出せなくても同じように野球に興味がないだけで肩身が狭く心底うんざりしている人たちがいるってのを知れて少し安心する。
大谷選手結婚おめでとうございます。
